2010年2月20日土曜日

iPadの存在



いろいろなニュースや記事を読んでSteave Jobsの意図がやっと分かってきた。iPadはネットブックの代わりの位置づけではなく、ネットブックを超越した代物なんだな。ネットブックを使っているユーザなんて街中であまり見掛けないし、うちの学部以外の生徒が使っているのも見たことがない。そんな状況でiPadを投入するというのは、iPadが何かの代わりを果たすのではなく、iPadで誰も体験したことのない世界を、新しいデバイスの位置づけをすることによって創造するものなのだな。ソフトウェアのクラウド化が進むにつれて、IT関係に属さない一般的な人がインターネットさえできれば満足できる時代となったいまこそiPadはその役目を果たす。iPadが何の代わりかと強いていうならばこの世の中にある大半のコンピュータ、それはデスクトップ、ノートパソコン、あらゆる端末、本、雑誌、などの代わりを意味しているのだろう。iPad一つあれば大半の人はそれでOKという未来をAppleは予想しているのだ。バッテリーが10時間も持つようにしたのは携帯のモバイル性に負けない為。電車でみんな携帯をいじっているが、これ全てiPadになるなんて未来があっても不思議ではない。

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